7巻感想
ついこないだ、6巻が出たばっかりな気がするんですが、さすが週刊連載。あっという間に次の巻。新刊でコミックス買ってるといえば、月刊誌で隔月?連載の「ヒストリエ」位しか無かったので、このハイペースにはびっくりです。これでやっと、未読部分が無くなった…ミッシングリンクの環(わ)が、繋がりましたよ!(←大袈裟) 表紙は今回も亜城木。まぁ、主人公ですし内容が亜城木と港浦の試行錯誤…なんですから当然でしょうけど。
今に始まった話ではないですが、すごい情報量…読むのにすごく、時間がかかりました。前述通り、試行錯誤の回であり、亜城木と港浦がぶつかる話であり、分かり易い「スカッした面白さ」には欠ける巻かもしれませんが、こういう苦労の話があってこそ、後に活きてくるんでしょうし。
イライラはしますけどでも、なんかこう、真っ直ぐぶつかり合える&そして素直に非は非として認めて謝れる…やっぱ、少年誌の漫画の描く世界…美しいよね(現実の職場はもっと、イヤらしいよね)と。港浦もそりゃ、編集として未熟な面もあるでしょうけど、悪い人じゃないですし(旦那にするならこういう人、悪くないと思いますよ)
サイコーは、「連載が2本連続で失敗したら後がなくなる」と危惧してましたが、そうとも限らない…天下の荒木先生だって、魔少年ビーティーと来訪者バオー、2本の短期連載(あの頃、オンタイムでジャンプを読んでました)の後にジョジョの大ヒットがある訳ですから。才能と努力と運があれば、2本連続でこけても何とかなるんじゃ。その3つが揃うのが難しいとはいえ。
エイジに「ぐり」されてる雄二郎さんがかわいい~!
大場先生のネーム、蒼樹嬢はちゃんと、ほくろまで描いてるんですね。シュージンはずっとあの、謎の7・3(?)のままなのに…。やはり、大場先生も男性。女性キャラの方が絵としては自然と力が入る訳ですね。